ばらの都苑~愛の物語~

ばらの都苑
02 /28 2015
今日は『ばらの都苑』に行ってきました。

時々行きたくなるのです。

『ばらの都苑』というのは、天野さんという方が、
今は亡き奥さまの供養のためにたった一人で
管理されているばら苑です。

長い間ご夫婦で茶園と鉄工所を営んできた天野さん。
ある日奥さまが体調を崩され、重い病気だと知りました。

「ばら園に行きたい」と言う奥さまを連れてバラを見に行ったのが
最後の外出になったということです。

奥さまがお亡くなりになってから、苦労をかけてきた茶園を
見るのもつらくなり、自分もどうなってもいいという気持ちで
車をどこまでも飛ばしたこともあったそうです。

そして思いつきました。
「ばらを植えよう」と。
16年前のことです。

天野さんのお話を伺っているといつも感じるのですが、
ひとつ筋の通った、とても熱い方なのです。

で、そのばらの植え方もハンパじゃない。

まず茶園を無くして更地にしてしまいました!
それから土壌改良をして、平成11年に、なんと・・・
なんと1000株のばらを植えられたんです。
1000株ですよ!

ばらの管理はとても気を遣う大変な作業です。
天野さんは、消毒、灌水、剪定、造形工作など、
すべてご自身でされているのです。

奥さまへの供養と愛を捧げるために。

こうして奥さまの都さんの名前をつけた
『ばらの都苑』が誕生しました。

人を敬う心、夫婦の愛、家族の絆

これがばらの都苑の永遠のテーマです


天野さんはこのばら園を無料で開放されていて、現在では
全国から多くの方が訪れるようになりました。

今はシーズンオフですが、ばらの花がない時期でも
何かしら楽しめるようにと、いつ行ってもお花が咲いています。

今は梅の花がとても綺麗です

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それからクリスマスローズ

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奥には花桃の木のトンネルや迷路があります。
天野さんが近くの保育園や幼稚園の子どもたちのために
考えたものです。

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花桃の苗もご自身で育てています。
これまでに1400本の花桃の苗が東北の被災地に
送られていきました。

花桃はちょうど桜と同じ時期に咲きます。もうすぐですね!
かわいいピンク色のお花。とても綺麗ですよ。



私、天野さんのお話を聞くといつも元気が出るのです。

今日私が行ったとき、他には誰もいませんでした。
そんなわけで天野さんが声をかけてくださって
お話が出来たんです。

「私もがんばろ・・・」とつぶやくと、

「頑張るって、ずっと頑張らないとね。
途中でやめたらだめだよ」と天野さん。

「小休止くらいならいいけどね」と笑います。

今日の私、その言葉が身に沁みました。
自分では頑張ってるつもりでも、上手くいかなくなると
つい投げやりになってしまい、そのうち空回りし出す
これまでの自分のパターンを思い出しながら。。。。

「そうなんですよね。終わりなんてないんですものね」

「そうだよ。ずっと続けるんだよ」



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ことしのバラが満開になるころ、ばらの都苑で初めての
結婚式が行われることが決まったそうです。

天野さんは、新しいそのためのバージンロードも
造られていました。

それから、新郎新婦のためにお祝いをしたいと、
和太鼓の奏者を招き、そのためのステージまで
用意されています。
もちろん天野さんの手作りですよ(*^^*)

このように、愛で溢れている天野さんのばら園。

美しい花の咲くお洒落なバラ園は全国にたくさん
あると思うけど、こんなふうに愛の物語が繋がっている
ところを私は他に知りません。

だからまた行ってみたくなるんです。きっと


そのとき、そのときのばら苑のこと、
また書いていきたいと思います。


たくさん読んでくださってありがとうございます。





hisa

人生は喜びに溢れ、とても美しい。
日々を大切に暮らしています。