思考の現実化

優しい時間
07 /13 2010
思考は現実化するといいます。

確かに、その通りだと思う反面、なかなか実現できない
思いもあります。
それってどういうことなのでしょうか。

私の父は、超まじめな仕事人間でした。
ほとんど休みも取らず、たまの休みは、「お父さんを休ませてあげて」
と、母が気遣い、父が好きな本を読んだり、昼寝するのを、子どもに
邪魔させないようにしていたくらいです。

だから家族そろっての旅行なんて一度も行ったことがありませんでした。

そんな父の口癖が、「定年退職したら、夫婦で北海道旅行に行きたい」
ということでした。

そして、定年を迎えた父ですが、まだまだ年金を受け取れる年齢までは
働くのだと言って新しい仕事を始めて、年金を受け取るようになっても
いや、70までは働くんだと言って、働き続けたのでした。

職場の誰よりも早く出勤して鍵を開け、ほとんど休みも取らない父を
周りは心配して、「もういいから、ゆっくり休んで旅行にでも行こうよ」
と言ったりしたのですが、70歳になったら仕事は辞めるよと言い、それから
北海道だねって言う父なのでした。

そして、70歳の誕生日のちょうど1か月前の早朝、一番で出勤した会社の
鍵を開けた後、倒れてそのまま帰らぬ人となりました。

父が倒れた約1時間後に、2番目に出勤してきた人によって父は発見されました。

あんなに北海道旅行を楽しみにしていたのに。
あと1カ月で仕事は辞めるつもりだったのに。

と、家族はやりきれない思いでいっぱいでした。

その後、父の手帳の間から、万が一自分に何かあった時のための
手書きの要望書が見つかって、その中には、父の思いが箇条書きで
書きとめられていたのです。

その中には、どんな状況にあっても、自分で身辺整理をさせてほしい。
むだな延命治療はしないでほしいといったことが、紙いっぱいに
書かれていました。

父は最後まで現役でいることを強く望んでいたのでした。
北海道旅行よりも何よりも、最後の最後まで誰の助けも借りずに
自分の力で日常生活を送り、好きな本や音楽に囲まれていることを
望んでいたのでした。

父は、自分の思いを完璧に実現出来ていたのです。

そのことを知って、切ないけど私たちは父の死を受け入れられた
ような気がします。

そして、北海道旅行のことは、実は、私たちが父にしてほしかった
ことを、ただ父が口にしていただけだったのかもしれません。


ちょっと長くなってしまいましたが・・・(^^ゞ


私たちの中で、たえず思っていることってやっぱり現実になるのだと
思います。

だけど、常に意識しているわけじゃないから、気をつけないと、
それがある感情と結びついてネガティブな意味づけになってしまう
ことだってあるんですね。

こうなりたいと思うことは、意識して目的と方向を
定め、光をあてて実現させたいと思いませんか

今の自分の現実を見て、何か違う、自分が望んでいるのはこれじゃない
と感じることがあったら、ちょっと立ち止まって、いつも自分が
頭の中で考えていることを思い出してみてください。

ヒントは全て自分の中に。

だから現実はすぐに変えられるんですね。
自分の思考を意識して変えればいいだけだから。

それもなかなか難しいんだけど・・・

一緒に夢を叶えるために、自分の意識に愛の光を当てていきましょう



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hisa

人生は喜びに溢れ、とても美しい。
日々を大切に暮らしています。